ファッション野郎inLHGN スカしたレイフェンサー
もしかしてだけど〜
ワイワイ
もしかしてだけど〜
それってオイラを誘ってる・・・・
レオパルドン : そんな訳、ないですね
誰や?!
このスタン・ハンセンは!?
ウィーーー
ビッグジャック : オレの名は、ビッグジャック! あんた・・・女難の相が出てるぜ
初対面のくせに偉そうな渋顔だな。
どうせこの街に流れ着いた、住所不定無職の流れ者の新参者って所だろう。
ん?
レベル350だと?!
すげー熟練の冒険者じゃねーか?!
絶賛売り出し中の期待のルーキーの私様の評判を落としに来たのか?!
最近は名前の横にレベルまで表示されるスカウターが開発されたので、こういう悲劇が巻き起こるようだ。
私は人を見た目で判断せんぞーーーっ(バニーちゃん除く)
さて、野郎のセリフの女難で思い出したが、確かに全く的外れってわけでもなさそうだ。
先日から続いている、
(赤王龍に会って、ダイヤをゲットしようキャンペーン)のチラシ
を、未だ達成していない、ナマケモノバンザイのレオ様。
いや、全く手を付けてないとか、行く気が無いとかじゃないんだからね?
事実私は幾度と無く彼女の元へ馳せ参じ、いつぞやの母の日イベントのリベンジも兼ねて、顔の一つもひっぱたいてやろうと思ってたわけよ。
ところが・・・
とある日
今日はお留守かな・・・
またとある日
今日も留守か・・・宝石の訪問販売は難しいぜ。
そんなある日
順番待ですか。
とんでもなくある日
そして誰も居なくなった・・・・
なんでじゃーーーっ!!
そして一ヶ月ほどが過ぎた、ある日
どうせ今日もいないんだろうな・・・
ほよよ?
半透明のクリオネみたいなのがいるぜ!!
赤王龍 : 今日、母の日だっけ?
やっと会えたな! 愛しいしと〜〜〜
これでベリオンからの依頼もオールクリアーだぜーーっ!
あれ?
クリアになってない?
おお、そうだ。
この半透明は我が北斗エイ拳の
ソリッドライトで明るいナショナルで照らしてやれば
ピカーン
赤王龍 : いや〜〜ん
パンツの中までスカして見てやるぜーーーー^^^
その私のスカウターでは、
れベル220!!
へっ、レベル250のメタを遥かに超えた私様にかかれば、貴様などタダの雑魚よ。
さあ、これでクエストクリ、
しかし、まだクエストクリアの通知が来ない。
まあ、依頼書には赤王龍と戦えと書いてあるから、ぶち倒せばいいのかな?
レベル220の厚化粧なんざぁ、瞬殺だぜ!
赤王龍 : よくも私の化粧落とした素顔を見たわね〜〜
レオパルドン : 素顔の君も素敵さ♪
などと言うわけがないだろう!!
ダイヤモンドのために、その素顔という名のマスク、狩らせてもらうぞ。
マスク狩りだ! サッドねーちゃん!!
しかし!
ゴゴゴゴ
赤王龍 : 必殺アイスブレス!
ゲェーーーッ!
あの体勢は、銀行口座・凍結ゲロビームか?!
・・・
・・・・
・・・・・
気づけばそこは、
チーン
パロスのロビー?!
どうやらゲロビームを食らって、瞬殺されたのは私の方だったようだ。
やはり化粧を取って正体をあらわにした真のマザーの実力は、おそらく戦闘能力300レベルは超えていたはず・・・
久しぶりのハイパーレオパルモードを発動しなければ、太刀打ち出来んかな。
ふと、手元の依頼書を見ると、
なぜか、クリアに?
どうやら彼女に攻撃を加えればクリアっぽいようだな。
まあ、ベリオンの基準は良く分からんが、あの赤王龍に一撃を加えるくらいの実力がないと、ラグペラントの執行役員にはなれないってことだろうか。
フワフワ
紙のないトイレに入った時のような顔をしていると、人生という地に足がついていない非行女性が心配してよってきた。
プログメアの一族のようだが、いいやつもいるじゃないか。
スケスケ
レオパルドン : オネーサン、なんか、背景透けてません?
意外かもしれないが、私は幽霊とかゴーストとか稲川淳二とか苦手なんだよね。
レイフェンサー : 私も昔、赤王龍に挑む途中で飛行装置の燃料が切れてそのまま墜落死してね、あなたの悔しい気持ち・・分かるわ!!
やっぱり幽霊じゃないですか?!
こ、こ、こ、こわーい
くるっ
ギャーーー、こっちにも幽霊がーーっ!
って、サッド姉ちゃんじゃないですか。
よく考えたら、武道もジャッカルもスケスケだし、いまさら半透明くらいで驚くほどのことじゃないな・・・
それに・・・
ボン
うほっ
キュッ
あ、網タイ・・・・
レオパルドン : じ〜〜〜(北斗エイ拳奥義、禁視姦罪!)
レイフェンサー : 何この子?! 気持ちが悪いわ!
まあまあ、良いではないか、良いではないか!
幽霊、バンザーーーイ
こんな幽霊ちゃんなら、大歓迎よ!
レオパルドンの本気の本気、100%中の100%が開放された時、究極のスーパーレオパルモードが発動する!
ドバッ
レオパルドン : 同じマザー崩れ! お姉さん、一緒にお茶でも・・・
スー
レイフェンサー : キャーー
レオパルドン : ・・・
どうやらスーパーレオパルモードには、成仏効果があったようだ。
こんな隠し能力があったとは、さすが私様、伸びしろありすぎ!
折角知り合ったばかりでこれからだというのにもうお別れとは、、本人の了解も得ず成仏させてよかったんだろうか・・・
まあ、私は罪作りな男だからな。
美女との別れを惜しむ暇もなく、私はラグアラミア神殿のベリオンの元を訪れた。
レオパルドン : や〜い、レベル0でやんの(笑)
歴史学者ベリオン : ダイヤ・・・いらないのかい?
スミマセンでした。
以後この軽口は慎みます。
やばい、ご機嫌を損ねてダイヤキャンペーンが流れてしまっては、今までの苦労が濡れ手と水に泡だぜ。
ジャーン
ケケケ、このダイヤが手に入ればベリオンなんぞ用済みよ!
レベル0の間抜けがぁぁぁぁーーー〜〜〜
と、ベリオンをからかっていると、
看板姉ちゃん : そのダイヤ・・・・
ん、欲しいのかい?
そういうことなら、この後スタバで・・・
看板姉ちゃん : 早速売りましょう!! 皆さん、ここに激安ダイヤを持った少年がいますよーーーっ!! 今ならアゲハ羽も付いてきますいよ〜〜
とんでもねー守銭奴女だったぜええ!
これも、女難か?!