ファッション野郎inタイハイム Jr.デミガードの時間
最近ドローン少年が巷を賑わしているじゃないか?
賑わし大好きな私からするとライバルなのだが、そんな私からすると、奴はまだまだ甘い!!
ドローンを使って、議事堂だの神社だのに飛ばすなんて・・・
ある意味健全やんけ!!
普通の少年なら、もっとこう・・・さ
女の子のスカートめくるとか、校長の頭の上にウンコを投下するとか・・・
少年らしいイタズラせーよ!!
という訳で、今回の絵巻の題名を見てみんな頭の中が????になってるだろうが、タイハイムに戻ったのは上記ような経験から、私の中でも警察にバレたらヤバイ案件があったのを思い出したからだ。
そう、あれはタイハイムを始めて2ヶ月ほど経ち、ちょうどThe Space Level League というイベントが行われていた最中だった。
このイベントはリンク先の絵巻を読んでもらえば分かるが、どうせここを見に来た奴らは「息をするのも面倒くせ~」とか言う、リンク先なんか見ない最悪な連中ばかりなので、一行で説明しておこう。
新しいキャラでレベル1から始め、期間中に到達できたレベルによって豪華な賞品が漏れ無く貰える!!
ってイベントだったのだ。
本当に豪華な賞品だったので、当時の私は残飯を眼にしたカラスのように跳びかかったもんさ。
そうして生まれたLeopaldonに代わるイベントキャラ「SPACE0303」は、順調にレベルを上げていき、さくっとLeopaldonを抜き去り、レベル101匹ワンちゃんまで到達した。
そんなある日、私は歴史学者ベリオンからある依頼を受けるハメになった。
ベリオン : レベル100超え、おめでとう! そんな君に、是非秘密裏に倒してもらいたモンスターがいる!
秘密裏に・・・だと?
レベルも上がり、ラグラミア四天王をも退けた私はそこそこ有名にもあり、ラグペラント軍の仕事だけではなく、度々一般人からの依頼も増えた。
「いなくなった猫を探して欲しい」だの、「旦那が浮気をしている臭いので調査して欲しい」だの、「おじいちゃんの入れ歯を探して欲しい」だの・・・
秘密裏にってことはいつものラグペラント軍の依頼ではなく、ベリオン個人の依頼なんだろうが、どうせくだらない理由なんだろうな。
ベリオン : くだらなくはないぞ! 我が家の今夜の食卓事情が火を噴いているのだ!!
聞けば、食材をよく買い出しに行く近くの激安スーパー玉出で、牛肉の特売のため牛肉が売り切れいたそうだ。
その牛肉の代わりをハントしてこなければ、奥さんからきつ~~いDVを受けることになるらしい。
やっぱり、くだらんやんけ!!
とは言え、相手はラグペラント軍と友好関係を結んでいる歴史学者ベリオン。
放置プレイをするには、大物すぎる。
それに恩を売っておけば、後で数倍になって帰ってくること請け合いだ!! ウケケケケ
ベリオン : 勿論ただでとは言わないよ。 買ってきて・・・いやさ、狩ってきてくれたら、ヤンの腕輪を進呈しようではないか!!?
なんで最後が?なんかわからんけど、取り敢えずヤンの腕輪って何ですか?!
いや、確か私もエタカ時代の昔利用していた、ヤンの初級腕輪ってのがあったな。
その腕輪を装備すると、クエストからもらえる経験値が5倍アップっぷというありがた~いハイテク機器だった。
しかし、そのハイテクなんちゃらにも欠点があり、なんとレベル100になるまでしか使えなかったのだ!!
初級って名前が指し示している通り、レベル100までの初心者用の補助車輪ってところだ。
奇しくもちょうどレベル100を超えた私様にとっては、その上位互換であるヤンの腕輪という餌をチラつかされれば、食いつく以外に選択肢はあるだろうか?!
いや、あるはずがない!!
(本当はオシャレアイテムにほしいだけだが・・・)
んで、その対象となる激安牛肉の居所は・・・・と
相変わらず???ばっかりでよーわからん手配書だが、グーグル先生に聞くまでもなく、狩る相手と、居所ははっきり明記されている。
相手は、ジュニア・デミガードって言うのか。
噂では聞いたことがあるが、どこか遠い土地の神殿を守っているデミガードッて言う牛に似たガーディアンがいるらしい。
名前からしてそいつの弟なんだろうが、そんな奴の肉食って大丈夫なのか?
(食えるかどうかとか、美味しいかどうかとかの問題ではなく、後でお兄に絡まれないかしら?という問題)
ベリオン : その辺は大丈夫だ。 ジュニアは兄に勘当され、このラグラミアに追放となった無法者。 煮ようが焼こうが好きにしていいって、前に言ってたし・・・。
それって本気で信じていいのか・・
しかも、そのジュニアの居る場所って・・・
そう・・・
サバイバルアイランドだと?!
ラグハイムという星に一度でも降り立った者なら誰でも耳にしたことがあるだろう。
現在ラグペラント軍の活動の中心となっているこのラグラミアの地において、未だラグペラント軍が完全に掌握できていない小島だ。
しかし、小島とは言え、舐めてはいけない!!
そこはこのニューアースの中でも屈指の危険、無法、ウンコたれ地帯なのだーーーーっ!!
そんなデンジャーゾーンが何故か、ラグラミア神殿の近くに存在している。
いくら小島の住民が海に入ったら死んじゃう病だからって、油断しすぎだろう。
ゴゴゴゴゴゴ
これが、サバイバルアイランドの地図と、ジュニアデミガードのプロマイドだ。
Jr.とは言え、なんだか強そうだぞ!!
それに痩せこけてるから、ウマそうじゃないけど。
まあいい、まずはエイディア必殺の石ころ帽子で、サバイバルアイランドを偵察してこようじゃないか。
ボヨーン
レオパルドン : ・・・・(ジョンジョロリーン)
謎の効果音は、私がションベンをちびった音だ。
そりゃチビるやろ!?
なんやこの島?!
世界の珍獣怪獣を集めました展覧会かよ!!
メイスカーバル課長に、ドラえもん剣と魔法、サイボーグ009に、エロハルファーと、どう紹介していいのか分からんくらいのメンツだぜ!
ガタガタ歯を鳴らしながらも石ころ帽子でやり過ごした私様だが、肝心のジュニアの姿が見受けられん。
レオパルドン : あの~すみません。 ジュニアデミガードさんはどちらにいらっしゃいますか?
ドラリオン : 今トイレでビッグベンしてるぜ!
私様はすでに、大量のリトルジョーを漏らしているがな!
どうやら奴は滅多にこの島に姿を見せないらしい。
追放になった罪人のくせに、フリーダムな奴だぜ。
こんな無法な島で待ち続けるのも大人用パンパースの替えがもたないので、一旦神殿に帰って出直すとしよう。
で、神殿に戻ってきた私様。
モンモンモン
レオパルドン : ・・・
瞑想中。
間違っても漏らしたパンツを見ながら、エロい妄想を全開させているんじゃないぞい?
・・・数時間後
フライハイー
レオパルドン : ジュニアのウイルス性大腸炎は治ったのか?!
メイス : まだ治療中だが、真ん中のテント付近で美女に看病してもらっているぜ。
美女に看病してもらっているだと?!
ドふざけやってーーーー!!
トイレに引きこもりのEDチビリ野郎の分際で、美女を片手にオマルとは・・・許せん!!
レオパルドン : オラー、サッドねーちゃんと私の怒りと悲しみと憎しみを味わうがいい!!
剣ドラ : ジュニア兄貴のオマルの邪魔はさせぬーーー
心の中でスーパーレオパルモードが発動した私が、こんな野郎どもに遅れを取るはずはなかった。
苦戦しながらも、ズンズンアイランド中心へ迫っていくと・・・
トージョウー
レオパルドン : 貴様は?!
??? : ?!
ジュニア・デミガード!!
ふっ
貴様と会える日を、一日千秋の思いでお待ちしておりました!!
もうベリオンの依頼などどうでもいい!
私の前で美女をハベらせるなど、許しがたいわ!!!
ソンクラーン : うふっ、あなたも・・・は・べ・る?♥
ギニャーーーーー!!
なんでお前がおんねん?!
猫怨念?!
てか、お前は女だったのかーーーっ?!
錯乱状態のレオパルドンだったが、取り敢えずジュニアに攻撃を浴びせまくった。
だが、さすがは神殿の親衛隊の弟。
その体力は無尽蔵で、なかなかライフバーが減らない。
おまけに、サバイバルアイランド総勢のお出迎えだ。
はっきり言って劣勢としか言い様がない・・・
これはまずい・・・と思った瞬間!
レオパルドン : (カイリプトン? 新手の英会話商材売りか?!)
左手に新手の紫ホモ色のカイリプトンが現れた!!
返事はないが、ただの屍ではなさそうだ。
ここタイハイムはいろいろな国の戦士が混じっているせいで、ユーザー間黙認ルールはあってないようなものだ。
よくあるのが「横打ち」やら「MPK」なのだが・・・このカイリもその系統だろうか・・・?
はっきり言って、今のこのサンドバッグ状態で何かいたずらされたら、私の命の即死は免れんぜ~
と、嫌な予感ばっかりしていると、
ドゴーン
サイボーグ009 : ケツ、熱っー
突然、私をソゲキングしていた遠くの暴走サイボーグのケツに火が付き、イボ痔になって死んだ。
救急車を呼ぶ間も無かったに違いない。
何が起こったのかワケワカメな私を尻目に、周りのサイボーク007はバタバタと2度死んでいった。
バタバタ
サイボーグ009 : 頭上、岩石注意!!
どうやら、あのホモリプトンは苦戦している私のために、周りの雑魚どもを掃除してくれているようだ。
なんて良い奴なんだ!!
(まあ、私がモヒ装備の弱そうな格好をしているため、手を貸してくれているのだろうが・・・
実はそれを狙ってのファッションだとも知らずに、馬鹿な野郎だぜ~~~)
なんて思ってないからね♪
しばらく、ホモリプトンの援助交際を受け、ジュニアと取り巻き女(ソンクラーン?)の猛攻を凌いでいると・・・
ボシュー
ジュニア : !!
ヤンの腕輪、ゲットだぜ!!
倒した瞬間に懐に飛び込んでくる腕輪もびっくりだが、終始無言だったジュニアにもびっくりだ。
きっと下痢と腹痛のせいでお疲れだったのだろう。
南無南無
ところで、
アルテミス(ホモリプトン) : よくやった、若者!!
レオパルドン : Thank you Sir
いや~あんたには感謝してもし切れませんわ~
なんなら、私の体でお礼を・・・
そう、今から思えば、ここからの会話がオレオレ詐欺だった。
その全貌を見せよう!!
和訳
アルテミス : ジュニアデミガードは、次いつ湧くんだい? (Jrの湧きタイムは時間制のため)
レオパルドン : ヤ~~~(腕輪ゲットで興奮して叫んでる)
レオパルドン : 大体15分くらいじゃないの~(鼻くそホジホジ)
アルテミス : お~(そうだっけかな?)
アルテミス : OK(そうだったかな~~~~?)
あんたのスキルの寿命は残り10秒だぜ!!
アルテミス : 教えてくれて、ありがとうよ
レオパルドン : ノープロブレム! いいってことよ!!
モミモミ
レオパルドン : バイビー
ソンクラーン : お肩、おモミしましょうか・・・
・・・
・・・・・
・・・・・・・
終劇!!
ポッケの中には、
しっかりと物は入っていた。
これで私の更なるパワーアップが見込めるってもんだ!!
だが・・・
そう、この会話をしていた時から、違和感はあったんだ・・・
ジュニアデミガードの野郎は、時々しかサバイバルアイランドにやってこない。
私様は明確にしっかり「15分くらい」と答えているが、もっと長いスパンじゃなかっただろうか・・・と!!
そこで、その数日後・・
私は事の真意を確かめるべく、タイハイム公式ページの英語モードをオンにして、目を血の滴る皿のようにして探してみた。
それが書き原文だ!!
How to do quest Bracelet of Yarn
You have to kill Jr.Demiguard on Conqueror Island at Laglamia that's crowded area with monster level 65 ? 130 as image below.
After you kill Jr.Demiguard will receive item Bracelet of Yarn to your character inventory.
- Jr.Demiguard is boss quest that's have only 1 target on map, respawn time is 2 hour after dead.
- Character which don't have quest Bracelet of Yarn can't make damage to Jr.Demiguard (HP not decrease).
- If you cancel quest Bracelet of Yarn will cannot get this quest again.
注目は、3行目のわざわざ紫色ででかくしてやった部分だ!
2 hour after...
2時間後・・・だと?!
おそらくあのあと、アルテミスは「あと15分位ならここで待っててやるか~~HAHAHA~」とか言いながら、サバイバルアイランドの真ん中のテントで陣取っていたに違いない。
しかし、いつまでたっても現れないデミガードに時間だけを取られ、アイランドモンスターの猛攻でポットは減り、そのうち飢え死にしたに違いない。
そして、死の間際にこう思ったはずだ。
「レオパルドンの野郎・・・私を裏切ったのか・・・」
レオ??ドン「君は良い友人だったが、君の父上がいけないのだよ・・ フハハハハ」
「諮ったな・・・レオーーーー」
とんでもねぇ~悪漢だったぜ、私は・・・
だが、ただ単に警察沙汰のこの案件を思い出したから絵巻にしたわけじゃないんだ。
実際エタカをプレイしていた人ならわかるだろうが、このジュニアデミガードからヤンの腕輪をもらうクエストは、他のクエストと同じで受けるレベルに制限がある。
レベル101~249までだ。
普通に考えれば、なかり長い期間あったはずだ。
当然、LHGenericに移動した私はそこで新たにこのクエストを受け直すつもりだったのだが・・・
例の 第百十七話 ファッション野郎inLHGN 37分間の攻防の時の37分戦争で、そのレベルを一気に飛び越えてしまったため、クエストを受けることができなかったんだよ~~~~
んで、仕方なくタイハイムの時の忌まわしき過去をほじくり返したって訳さ。
みんな~ジュニアデミガードの再出現時間は2時間だぜ!
試験に出るから覚えとけよ~~~~!!
当然この後、再びラグラミア警察から指名手配となり、賞金首がかけられるレオパルドンであった・・・