ファッション野郎inThe Maxi-JIHAD of triskelion Aクラス 前編

 


 なんだか難しい名前だが、簡単に言うと要するに・・・・


 天下一武道会


 らしい。


 マトリックスサーバーが出来たお陰で、それまで接触の無かったアンドロメダ、オリオン、プレアデスからそれぞれ優秀な選手を選抜し、サーバー間最強チームを決定しようというイベントだ。

 

 元々平和と愛と友情とお金を第一とする私が対人戦に目がいくことは少ない。

 イベントでの乱戦というのはいくつも出場してきたが、それでも倒した相手に心を痛め、降りかかるハトの糞の処理に大変難儀してきたのだ。


 今回の最強サーバー決定戦ということで、各サーバーの威信を賭けての真剣勝負だ。

 対人戦が苦手な上に「真剣」だの「努力」だのが生前より苦手な私は、このイベントには縁の遠い存在だと思っていたのだ。

 

 とはいえ、応援はしてやろうかと、試合前日の3月10日にスタッフミーティングが行われているマトリックスに激励しにいったのだ。

 何しろ前日だ。

 きっと最終打ち合わせで、明日の段取りのチェックを行っていることだろう。

 

 しかし!!!

アギャース

 参加希望者0!


 おいおい、明日イベントなのに、あんたら落ち着きすぎじゃねーか!

 私だったら、居ても立ってもいられず電信柱と相談始めちゃうぜ!

 そもそも主催者の魔jrさんは、この状況をどう思ってるんだ!?


ジャキーン

 銀行強盗やってる場合じゃ、ないぜーーーーっ!!



 ・・・こ、こいつらに任せていては、世界が核の炎に焼かれる!

 かくして、イベントを成功させ世界を救うべく、美男子レオパルドン、ここに起つのだった!!



 そして月日は流れ、3月11日の決戦当日。

 対人戦の苦手な私様は、同志オカマラスを率いてインドの山奥で修行することとなった。



 レオパル鈍 : 貴様を栄えある我がチームに入れてやる。代わりに、私の軽〜〜〜〜〜い一撃を受けてみてくれたまえ。

 オカマラスの足がガクガクしているようだが、まあ、死にはせんから安心しろ!


 そして、振り下ろされる円月殺法!

 本当に一撃で死んでんじゃねーーーーーっ!

 せっかくチームに入れてやったのに、屁のつっぱりにもならん奴だぜ。

 もはや神格化した私の実力についてこれる者がいないということか。



 レオパル鈍 : チューチュートレイン!

 その後、他のサーバー連中とも御前試合の予備試合の練習試合の死合いを行ったが、どれもこれも私を満足させるには至らなかった。

 

 強さとは、ここまで人を孤独にするものなのか・・・。


 まあ、本番になれば私のハートを真っ赤に燃えさせるくらいのファッション野郎が現れるに違いない!

 

 淡い期待を抱いて、試合前の会場に美脚を踏み入れた。



 レオパル鈍 : 少ないな、おい!

 いつもいつも、なんで私が来る時に人が少ないんだよ!

 ヒトラーの演説の聴衆並に、私を出迎えるのが礼儀ってもんじゃないのか?!


 10秒後、

ウジャッ

 なんだ、やれば出来るじゃないか^^^

 これでトリノ五輪にも負けない観客数になるだろう。

 ついでに取った金メダルでオハジキでも作るとするか。


 そうだ、忘れてた。

 これはチーム戦なのだから、私にはチームメイトがいるのだ。

 部下で下僕で橋の下で拾われた子のオカマラスは私が引き入れたが、他のメンバーを私は知らん!

 イベントスタッフが強力な助っ人を用意してくれているはずだが、果たして・・・


 ここで、メンバーを紹介すると同時に、久しぶりにファッションチェックをしてやろう!

 


 メンバーNo2 その名は zxi900
 ジェットスキーになって飛んでいきそうな名前だが、プラチナをちりばめたファッションからは想像できないくらいの実力派!
 さらにエタラジで実況中継するなど、おしゃべりと腕も達者なマルチプル超人だ。
 そのハスキーボイスで男の私もメロメロに・・・なるわけはなかった!
 まあ、私には今一歩およばないがな・・・。



 メンバーNo3 その名は syan
 その名を表すかのようなサンバイザーを身につけた、緑なのにsyanの管理人だ。
 今回このイベントのスタッフとして参加していたが、「レオ様の部下になりたい!」と急遽選手として登録した有望株だ。
 まあ、私にはちょっとおよばないがな・・・。

 ここで一つはっきりしておきたいが、彼はこのECファッション野郎のサイトを緑なのにsyanと同じネタサイトと思っているらしいが、断じてうちはネタサイトではないファッションサイトだ!



 メンバーNo4 その名は オカマラス
 絵巻でも第九話において私と共闘した、ギルド不器用ですから。のマスターだ。
 フルメルデュークで覆われたその体はどんな攻撃にも耐えられる女にも落とせない難攻不落の要塞・・・だったはずだが、私の一撃で即死する程度だったらしい。
 とはいえ、猪突猛進してくる様とすぐ死ぬ様は対戦相手の方が「おそるべし」する驚異の存在だ。
 まあ、私には全くおよばないがな・・・。



 メンバーNo? その名は ハンナ
 イベントスタッフにして、我々のチームの家事、育児、雪かきなどをのお世話をしてくれる貴重な存在だ。
 チームの頭脳として、時には我がチームを勝利へ導き、時にはブッシュ大統領にイラク侵攻を指示させる戦術家だ。
 まあ、私にはてんでおよばないがな・・・。


 ・・・

 ?


 え、これだけ?

 ハンナっちを除いて、私を入れても4人ですよ!

 ゴレンジャーだって5人揃わないと実力が出せないのに、Gメン’75だって8人いて捜査が出来るのに、腕が千本あるから千手観音と呼ばれることが出来るのに・・・・我々はたった4人かい!


 まあ、雑魚共には過ぎたハンディということか・・。

 して、我らが頂点を極めし面々の集ったこのチームの名前は!?



 zxi900+オカマラス+ファッション野郎+syan=zxiオカマ野郎


 

 アハハ、syanさんが何気に含まれてないよ^^^

 

 マジです。

 まあ、これではzxi900さん自身が、オカマ野郎、と世界中に勘違いされるかもしれんが、それもまたネタに生きる者の運命(さだめ)。

 この台詞が仇となったな!

 

 この先、甘んじてオカマの名を受けて強く生きてくれ!

 お父さんは暖か〜い目で見守っているぞ!


 そして、始まった天下一武道会。

 まずは第一試合から我々「zxiオカマ野郎」の出番のようだ。


 レオパル鈍 : まずは肩慣らしだな。

 

 相手は・・・

 

 

 な、なんだと?!

 洗顔クリームをコロッケに仕込んであるのか? 

 それとも、クリームコロッケで顔を洗うのか?

 

 て、て、てめーーーら!

 真剣にチーム名決めようとする、真摯な心が足りねーーーーーっ!

 そんなドふざけ野郎共には、もれなく円月殺法をプレゼントしちゃうぜ!


 すると、相手チームのエイっこから


 今の俺は鈍だ!

 どこの馬の骨か知らんが、私に喧嘩を売るとは、裸でカラスジャッカルを抱きしめるてヴァージンロードを歩くくらい危険な行為だぜ。


 おい、オカマラス、なにか言い返してやれぃ

 よしっ、グラディウスの無敵コマンドだな!

 って、ネタが古いんだよ!



 主催者 : レディ・・・
 レディ : OK、コブラ!

 

 ファイト!

 

 オラオラ、皆殺しにして・・・

シュンサツ
 レオパル鈍 : ぎゃーーーーーーっ!

 皆殺しにされました・・・。


 つまるところ・・・

 こういうことだ!

 下手な言い訳はすまいよ。

 我々が弱いのではない、奴等が強すぎたのだ!



 続いての試合は、アンドロメダの重鎮、ハンター店さん率いる「エタカの原点」チームだ。

 とはいえ、そもそも2チーム分の人数が確保できなかったので、1チームを「エタカの原点」と「zxiオカマ野郎」にわけたんだけどな。

 つまり、「エタカの原点」が底の方にたまった濃いオイルをつかったドラミちゃん、「zxiオカマ野郎」が上の方で薄まったオイルを使ったドラえもん、って感じだ。


 まあ、結果ドラミちゃんも敗北したわけだが、味方が負ける姿のSSは載せないでおくのが、絵巻の心優しい所たる所以だな。


 他の試合はどうでもいいのでイベントHPであるこちらに後日アップされるであろう、対戦動画を見て楽しんでくれたまえ。

 私の負ける部分はカットでお願いね^^^


 さて、22〜23時は攻城戦があるので一時中断となり、長いトイレ休憩が入る。

 これでゆっくり便座でベンザエースを飲めるぜ。


 しかし、その便所裏では、リーゼント不良に呼び出されたチーム「zxiオカマ野郎」の秘密の特訓が行われていたのだった!

 

 しかし、パートナーがビッグザ武道だからこそ完璧なクロスボンバーが撃てるので、結果満足行くボンバーは完成しなかった。


 そうこうちちくりあっていると、主催者魔jr様の澄んだ声が!

 イカしすぎるだろう、このチーム名!

 エタラジで実況してる杏仁嬢やse-ran嬢やウグイス嬢やらも、ネタ不足にならずに過ごせることだろう。


 して、次なる相手は?

 

 

 ててててて、てめーーーら!

 真剣にチーム名決めようとする、真摯な心が足りねーーーーーっ!

 そんなドふざけ野郎共には、もれなく酔った勢いの無礼講キッスををプレゼントしちゃうぜ!

 


 レオパル鈍 : あん♪

 って、別に悩ましい声を出しているわけではなく、ミスったことで「あ」と言ってしまった隙を相手につかれてしまったようだ。

 まあ、そのミスというのは、相手チームと間違えてオカマラス殺害の容疑をかけられたことだ。

 実際に私がやっちまったようだが、がんばって黙秘権を行使しして認めはせんぞーーーっ!

 動画でもさすがにこのシーンは残っていまい、ウフフフフ。


 主力の私が負ける=「zxiオカマ野郎」の敗北

 「洗顔クリームコロッケ」に続いて、ついに名前の無いようなかわいそうな子達に遅れを取ってしまった。

 新参とはいえ、プレアデス、恐るべき奴等よ。

 

 こうして初日を波乱で終えた、最強サーバー決定戦。

 アンドロメダの2チーム「zxiオカマ野郎」「エタカの原点」共々全敗。 

 このまま最古参アンドロメダは、最弱の称号を得てしまうのか?!

 そして、全勝するオリオン軍に一矢報いることができるのか?!

 明日も会社を休んで女房を泣かせてでも、見に来いよ!!



 

  

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