ファッション野郎inタイハイム デカドンの冒険家
ついに、栄光のラグペラントとして、第一指令を無理やり押し付けられたレオパルドン。
その第一指令は、ブリーザ様よろしくの歴史学者ベリオンから下痢のように下されるという・・。
その前に、歴史学者ベリオンという男のプロフィールを簡単に説明しておこう。
歴史学者ベリオン・・・・性別:男、年齢:不詳 体重:不詳 3サイズ:ひみつ♪
全然分かんねーよ!
これではただの変態親父なので、バックボーンを要約しておこう。
近代(おそらく100年以上は前の話だと思われる)に、始まった惑星ラグハイムにおける第一次大戦のおり、ブルカン族とデカドン族の喧嘩の結果、デカドン族は地下洞窟(現デカドンダンジョン?)に追いやられてしまう。
そのデカドン族の中で取り合わけ好奇心の強かったヌーアゼンは、夜な夜なブルカン族の警備網をソリッドスネークよろしくかい潜り、外の世界を探検していたという。
そして外の世界で収集してきた素敵な秘密を絶対に腐らない冷凍パックにして記録保存をしていたのだが、その中には、デカドン族の存亡に関わる秘密や、デカレン墓地に関わる秘密のアッコちゃんも記されていたらしい。
しかし、ある時デカドン族の危機を回避するためにデカレン墓地に行ったヌーアゼンだったが、墓地の奥深くで全世界を滅亡させるかもしれない邪悪なる災害呼び覚ましたらしく、その場で仲間に処刑されてしまったのだ。
その邪悪なる災害ってのが、今ラグハイムをやらたと攻撃してくるプログメア族って奴の事なんだろうが、歴史学者ベリオンが真探っているのは、プログメアの事ではなく、ヌーアゼンが方方歩きまわって集めまくった記録を求めているらしい。
まあ、平たく言えば歴史オタクなだけだが、プログメアの事ももちろん載っているので、ラグペラントの全面協力の元、彼は活動しているようだ。
ふぅ、長かった。
で、今回ラグペラントに入軍した私様に、このおっさんが依頼をかけてきたわけだ。
その依頼が、これだ。
???ばっかりで分かんねーよ!!
なんとなく分かる範囲で翻訳こんにゃくすると、おそらく、Sea scorpionとPoison Crabを一定数しばき上げろって感じだな。
私を足遣いにするとは、いい度胸だぜ。
しかし、その前に前回からの疑問だった・・・
そのデカイ電卓は何よ?!
ベリオン : 実はそれは「Host」さんからの依頼でね。 海岸で昼寝していると、その2種類のラグラミア原生種に、折角アートネイチャーで植毛した髪の毛が刈り取られたので、復讐してくれということらしいんだよ。
行くんですよ、ドドリアさん!!
レオパルドン : 私の質問、無視ですか?!
無視というか、そのたけしからの依頼、おかしくね?
ドドリアでもねーし。
ただの個人的な復讐劇に、デカドン冒険家ヌーアゼンの何が関係してるのよ?!
だいたい、あんなエセHost野郎、ハゲ散らかしとけばいいんだよ!!
ビューティーキラク : ハゲの文句は私に言いなっ!!
スミマセンでした・・・文句ございません。
ベリオンにその辺を確かめると、どんな案件がヌーアゼンにつながっているか分からないから、ガンガンやってくれとの事だ。
まあ、白虎連合のお陰で鬱憤が溜まったままだし、その溜飲を下げさせてもらうには、復讐劇に乗っかってもいいだろう。
ベリオン : では、コレを持って早く追うんですよ、ドドリアさん!!
だから、ドドリアじゃないってのに・・・
で、なんか一世代前のでっかい携帯電話みたいなものを渡されたんだけど・・・
ミッション・レシーバー・・・か。
コレがあれば、どこにいてもベリオンと無線でやり取りが出来るらしい。
おまけに、GPSとナビ付きだ!!
どうせだったら、バニーちゃんの個人携帯番号も入れておいてくれればいいのに・・・、気が利かない奴だな。
コレのせいで、私の携帯にスパムメールが来るのか?!
って、グチャグチャ文句を垂れていると、彼からこのWの悲劇クエストの報酬が、1215lime(ゴールドではないらしい)という俺得な情報を教えてくれた。
レオパルドン : ドドリアさん、是非とも行きます!!
って事で、千鳥足で神殿の外に飛び出したレオパルドン。
チョコチョコ
レオパルドン : サソリ〜〜〜。 カニ〜〜〜〜〜。 どこにいるんだ〜〜〜い?!
遊園地行くときは、必ず親の手を握って、親から離れないようにしないとダメでしょ!!
迷子の処理、大変なんだよ。
まずは神殿近くを歩いてみるが、サソリもカニも見当たらない。
奴らのような雑魚キャラの居所など、普段接点のない私が知るわけがないしな・・・
まあ、私様に恐れをなして、事前にゲルマン民族大移動で逃げ出した可能性は高い。
とりあえず、近くの補給所で情報収集をしよう。
レオパルドン : へい、ドクター。 この辺で、迷子の迷子のサソリちゃんとカニチャーハンを見なかったかい?
ブラックジャックによろしく : そいつらなら、すぐ近くの海岸沿いでウンコ座りしてたぜ。
海岸でウンコするなよ!
タイでした○○◯が流れ流れて、日本で海水浴をしている私の顔に引っ付いて、一緒にスイミングしてた女の子に「きゃ〜〜〜レオさんエンガチョ〜〜」とか言われるじゃないか。
そんな非常識な奴らを駆逐するべく、チャコの海岸物語にやってきた。
ぬ?
蟹だ!!
冬はカニ鍋に限るぜ〜っ!
足元を見ると、カニの群れが我先に鍋にされにやってきた!!
ボバボバ
レオパルドン : 取れ取れピッチピチ、かに料理〜〜〜〜。 食らえ、蜂とコショウのコラボ企画!!
アーマードかに道楽 : クシュン、クシュン、なんだガニャーーー。 クシャミが止まらんだガニャー!
こいつは壺の中で蜂とコショウを一晩浸け置いた、痛くて痒い、必殺リングなのだ!
クシュンキュー
あっさりとコショウまみれになって、美味しそうになっていくかに道楽達。
いや〜〜今晩は、カニ鍋100人分食うぞ!!
さて、残りはサソリ固めだが・・・見つからぬ。
海岸沿いをさまよっていると、遠目に雨の中外にボケーーーッと突っ立っている商人がいた。
モシモシ
レオパルドン : あんた・・・タイでも野外で販売してるのね。
Assistant男 : フッ、日々修行なのだよ。
やせ我慢せずに、商店に入れがいいのにと10年前から思っているのは私だけではないはず・・・。
まあ、人の逝き方にケチを付けるのはやめておこう。
きっと、この不景気が彼にそうさせるのだろうよ。
んで、サソリの居場所は、いくつか島を渡った先の海岸に小便座りしているらしい。
早速リアス式海岸を訪れると、
アギャース
レオパルドン : 貴様か?! たけしの挑戦状を受けた散髪屋さんは?!
悪魔の毒々サソリ : いいえ、わ・た・しは〜、さそり座の女〜〜〜
なんか、自分は違うんだとか言って、逃げ出しやがった!!
させるか!!
ニゲニゲ
レオパルドン : オラオラ、海の中から出てこんかい!!
悪魔の毒々サソリ : 待ってくれ! 俺じゃないんだ! 俺の名を言ってろ〜〜〜っ!!
ええと、お名前は・・・
毒サソリ?
ん?
ちょいとお待ちよ。
たしか私が狙っていたのは・・・Sea scorpionとPoison Crabだな。
ジャパニーズネーム イズ 海サソリ&毒カニ。
あれ?
さっき倒したカニは・・・甲羅カニ。
そしてあなたは、毒サソリ。
デカルチャーーー!!
ヤツアタリ
レオパルドン : ややこしいわ!! タイガー・アパカッ!!
悪魔の毒々サソリ : 人違いなのに、ひどい!
ややこしい名前に生まれるから、こうなる。
ったく、私をたぶらかしよってからに〜。
すると、背後から雪原で寒さにカタカタ言ってるような音で、笑い声がした。
コソッ
カニ缶 : フフフ、我々の幻術にハマったな!
なんだ、てめーは?!
お前の名を当ててやろう!!
ど、毒カニ・・・
貴様か、私の殺しのターゲットは!
ベキ
レオパルドン : 何が幻術じゃーーっ! ただのなすりつけではないか。
カニ缶 : ひいいい、ちょっと遅目のエイプリルフールだっただけだよ!
エイディア・フール(バカ)だと?!
テメーは今、私のブラックリストの最上段を獲得した!
ドタマに来た私は、とりあえずコヤツを抹殺するのはモチのロン、海サソリ野郎の居場所を、48の拷問技で吐かせることにした。
ゲシゲシ
レオパルドン : オラオラ、残る一匹の海サソリの居場所を、二日酔いの私の様に吐き出しな!
カニ缶 : 知らない! 本当に知らない!!
108の除夜の鐘蹴りをしても吐かない所を見ると、本当に知らないようだ。
困ったちゃん。
とりあえず、こいつもカニ鍋にして美味しく頂いた後、情報を求めに倉庫前に戻ってきた。
すると、
バッタリ
レオパルドン : り、戮斗?!
また、あんたか?!
アンドロメダで出会い、オリオンで出会い、プレアデスで出会い、そしてついに・・・・、タイのウラヌスでまた出会う。
どうせだったら、美女と出会いたかったぜ・・・
しかし、わざわざタイで出会っただけあって、彼から海サソリに関する貴重な情報を手に入れることが出来た。
奴の本籍上の現住所は、
そこだ!!
このご丁寧に青丸で囲われた大きめの島に、奴らがうんこ座りしているらしい。
そのままトイレに沈めてやるぜ。
果敢に明日に向かって走りだしたレオパルドン。
ストーンヘンジを超え・・・
あれ?
なんか、海サソリっぽいのが写っているような・・・
その時は気づかない、愉快なレオパルドン。
キングカメロン : ・・・・
無口なキングカメロンと、喋りたくても死人に口なしモアイとの間をすり抜け・・・
東大合格祈願で有名な灯台を横切り・・・。
あれ?
なんか、海サソリっぽいのが写っているような・・・
その時は気づかない、愉快なレオパルドン。
イルカのルカ : エイディア丸かじり!!
レオパルドン : イルカの踊り食い!!
イルカとの壮絶な食べ合いを制し・・・
そして、ついにっ!
バーン
レオパルドン : あれが、高橋名人の冒険島か・・・。
PC原人レオパルドン、逝きます!
と、いきなり島の端から見える、中央部の廃墟付近では、
カメロンの姿が見えたり見えたり見えたりしている。
さっきのキングカメロンは人畜無害だったが、この小さい方のカメロンはヤバイ。
サバイバルアイランドを除くラグラミア最強生物と云われるカメロンの実力派伊達じゃない。
さすがにレベルが下がりまくった今の私では、めちゃくちゃ分厚い紙一重で、まだ太刀打ち出来ないだろう。
奴はいずれ粛清と制裁を行うとして、まずは海岸沿いに出てみると、
ワサワサ
レオパルドン : なんだ、貴様らは?!
俺の名を言ってみろ〜〜〜っ!
貴様が、海サソリかっ!
貴様のせいで、随分急がばまわれをさせられたぞ!!
と、特に悪くもない海サソリに八つ当たり罰当たりを始めた、レオパルドン!
シネシネ
レオパルドン : さあ、たけしと私の敵を思い知れ!
海サソリ : ??
僕事情わかんないよ〜みたいな顔をしているが、たけしの緑なす黒髪を狩った事の裏は取れているのだ!
そのジョニーデップのシザーハンズみたいな手で、庭を伐採してな!
ギュラ
レオパルドン : タイガー・アパカッ!
海サソリ : バタン!
海サソリ : キュー
なんだかターゲットの割に随分単純に殺られてしまったな。
強すぎるというのも、罪なものよ・・・
ドギャーン
レオパルドン : おお見よ! 私のレベルが鰻登りだぜ!
しかし、その隣で、
ドギャーン
海サソリ : 死んでもレベルアップ!!
サザエ・・・ええ〜〜〜〜〜っ?!
まさか、海サソリがレベルアップするとは・・・
デカルチャーだぜ。
後から聞いた話では、あの光はクエストクリアした際にサソリから抜けた魂の輝きだったらしい。
サソリ自身がレベルアップと勘違いしたのは、彼が良からぬ新興宗教にその身を捧げ、ケツの毛まで毟り取られていたからだったようだ。
まあ、とりあえずこれで復讐は完了したし、ベリオンに報告しに戻るか。
大人たるもの、ほうれん草(報告連絡相談)は基本だからな!!
レオパルドン : 終わったぜ!
ベリオン : よく出来ましたね、ドドリアさん。 1215limeと、次の指令をさし上げましょう^^
給料は嬉しいが、もう次の指令か。
いくらプログメアとの戦いが熾烈を極めているとは言え、結構ラグペラントって人使い荒いのね;;
さて、次はどんなお使いを頼まれるんだ〜
・・・
Moke?
モケって誰やねん!?